ネットでの情報収集について。1次資料に触れることが大切です。
こんにちは、あずまです。
最近は何かあったらすぐにネットで調べ物をしてしまいます。
本当は成書できちんと調べた方がいいのはわかっているのですけどね。。
ブログで解説されているものの方がわかりやすいので。。
ついついネットで調べてしまいます。笑
最近は特にブログ作成などでネットの情報を頼りにしているので、頻度が増えてきました。情報収集について気をつけていることがあるので紹介してみたいと思います。
(結構当たり前のことなので、大したことではありませんが。ご参考までに。)
私が気をつけているのは、『1次資料に触れる』ということです。
1次資料とは
「1次資料」とは何らかの事項に関する資料のうち、独自性がある大本の資料や原典、元の文献そのものなどを指す表現。
これに対して、一次資料について解説したり、一次資料を加工・編集した資料は「2次資料」と呼ばれる。
Weblio辞書より
例えば医学の世界では
- 1次資料:原著論文
- 2次資料:論文を参考に作られた口語調の参考書(例:病気がみえる)
がわかりやすい例だと思います。
何かを解説しているブログは基本的には2次資料です。
個人的なことを発信しているブログであれば1次資料になりますが、多くのブログは他の1次資料をわかりやすく解説しているもの(2次資料)が多いでしょう。
なぜ1次資料に触れるのが大事なのか。「2次じゃダメなんですか!?」
2次資料のメリットはわかりやすいことです。
2次資料は、1次資料に編集者の意見を加えたものです。
意見を加えた方が読む側にとっては理解しやすいものになります。
「あるETFのリターンは8%。分散されている。」
と書くよりも、
「あるETFのリターンは8%もあります。他のETFでは2%くらいなのに。しかもすごい分散されていて安定感もあります。1番のおすすめETFです!!」
みたいに書いてある方が読む側にとってはわかりやすいですよね。
ある物事を知るのには、慣れた人の個人的感情みたいなものを知ると一気にわかりやすくなります。
これが2次資料のいい面です。
単に教科書的な事柄を羅列されるよりも、「これは実は〇〇なんだよね〜」とかの情報がある方が記憶に残って覚えやすいですし、何より面白いです。
しかし、2次資料には悪意のある意見が入っている場合もあります。
ただし、2次資料の悪い点として編集者の意見が入っていることが挙げられます。
それがいい意見ならいいのですが、極端な意見であることもあります。
例えば『携帯電話の料金プランについて説明する人』がいるとします。
その情報を正確に把握するには、その人の身分に着目する必要があります。
ソフトバンクの人かもしれませんし、楽天モバイルのセールスマンかもしれません。
いろいろな携帯電話を使ってきた自営業のブロガーかもしれません。
その人の身分によってどこに意図があるのかを考えなきゃいけません。
ソフトバンクの売り上げを上げたいのか、
楽天モバイルの売り上げを上げたいのか、
ブログのPV数を伸ばして報酬を得たいのか、
そこを読み取る必要があります。
この中で言ったら、なんとなくブロガーの情報が役に立ちそうな気がしますね。
他は自分の会社へとうまく誘導されそうな気がしますので。
2次資料を見る際には、出典(1次資料)を意識しましょう。
また、2次資料を見る際にはその情報の出典もチェックする必要があります。
1次資料ですね。
また、1次資料についても
- その会社にとって有利なように見えるデータなのではないか?
- n(対象の数)が少ないのではないか?
とか色々みる必要があります。
1次資料は2次資料ほど編集者の意見が入っていません。(ある程度は入っていると思いますが。)
1次資料を読むのはわかりにくいですが、2次資料を読んでその分野に慣れてから見ればわかるようになると思います。
1次資料と2次資料のメリット・デメリットを理解しながらネット利用をすることが大事です。
まとめ
大体のネット記事は、2次資料であり編集者の意見が入っています。
読みやすいメリットがありますが、悪意ある編集の場合もありますので信用しすぎないほうが良さそうです。
1次資料はわかりづらいですが、編集者の意見が少ないのがいいところです。
初めは2次資料を読んで勉強して見て、いろんな人の意見を聞いてみる。
慣れたら、1次資料を見てみる。
というのがいいかもしれません。