となりの億万長者を読むと節約へのやる気が湧きます。
こんにちは、あずまです。
『となりの億万長者』を読みました。
- 作者: トマス・J.スタンリー,ウィリアム・D.ダンコ,Thomas J. Stanley,William D. Danko,斎藤聖美
- 出版社/メーカー: 早川書房
- 発売日: 1997/09
- メディア: 単行本
- 購入: 7人 クリック: 25回
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この本での億万長者やお金持ちの定義は、一般的なものとは少し変わっています。
一般的には資産残高が1億円を超えてたら億万長者と呼ばれます。
この本でのお金持ちの定義は「年齢・収入に対して資産がいくらか」というものです。
節約と投資の大切さを強く感じます。
- Aさん:年収5千万円、50歳、資産1億円
- Bさん:年収500万円、30際、資産2千万円
の二人を比べてみます。
Aさんは、毎年5千万円も稼いでいるのに、資産が1億円しかないわけです。
頑張れば3年で1億円貯めることもできるかもしれないのに、50歳になっても自分の年収の二倍分しか資産を保有できでいません。
一方Bさんは、年収・資産額ともにAさんより少ないですが、効率よく資産形成を行えています。
30歳と若いのに、年収の四倍分も資産形成が出来ています。
収入が上がると生活レベルを上げてしまう生活習慣は、資産形成に向いていません。
年収が500万円から1千万円の二倍に上がっても、月々の支出が二倍になっていたら資産は増えません。むしろ老後に生活レベルを落とせずに苦労することになります。
収入が上がっても生活レベルをあげずに暮らすことができる生活習慣は、資産形成に向いています。
余剰分を資産形成に回すことができれば資産形成は加速して行きます。
この本では、とにかく節約の大切さが説明されています。
読むと、高級車を買う気持ちが冷めます。
ぜひ高級車を購入しようと気持ちが盛り上がっている方は、一度読むとその気持ちを抑えることができます。
医者は生活レベルが上がりがちです。
というのも、始めて社会に出る研修医の時点で割といい給料をもらい、研修後も高給だからです。
始めからお金に苦労しなければ節約する習慣を養えず、人生の後半で苦労することになるかもしれません。
「人はお金で一度は苦労する」と言われています。
- 若い時に苦労して程よい生活レベルを手に入れて、その後の人生を苦労なく過ごすか。
- 若い時に苦労せず高い生活レベルを知ってしまい、その後の人生を苦労して過ごすか。
私がこの2択から選ぶとしたら、前者が良いです。
- 作者: トマス・J.スタンリー,ウィリアム・D.ダンコ,Thomas J. Stanley,William D. Danko,斎藤聖美
- 出版社/メーカー: 早川書房
- 発売日: 1997/09
- メディア: 単行本
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医者はお金持ちのイメージがありますが、そうとは限らないようです。