真っ白な紙に書き出せるような知識が大事です。
こんにちは、あずまです。
「一番効率のいい勉強法はなんだろう?」って思いませんか?
たまに考えることがあります。
今、私が一番効率がいいと思っているのは、
「白紙に書き出せるように勉強すること」だと思っています。
まあ、勉強内容にもよるんですが、、
「白紙に書き出せるように勉強する」
これを説明してみますと、
「白紙に知識を書き殴れるように、有機的に知識を身につける」ことです。
例えば、数学で考えてみます。
数学ってひたすら問題をとけば良いと思われがちなんですが、
実はそうではないんじゃないかと思ってます。
どの範囲でも一緒ですが、
問題には基礎⇨標準⇨発展みたいに、レベルが別れています。
最初は気づかないかもしれませんが、慣れてくるとわかります。
この中で、基礎はひたすら解くことに意味があります。
計算間違いが怖いからです。公式を体に叩き込まなきゃいけません。
そのあとの標準と発展は、ひたすら解く必要はありません。
1・2回解いて、あとは頭の中で再現すれば良いんです。
①まずa+bをAとおく。Aの範囲を求める。
②それを〜〜に代入する。
③それを解き、Aの範囲から答えは・・・である。
みたいな感じです。
数学なら、全部に使えます。
この方法で解くことは利点があります。
- わざわざ解かないで良いので、どこでもできる。バスや電車の中とか。
- AだからBでみたいに、論理的な考えが身につく。
- 似たようなパターンの問題が多いことに気づく。
- 自分のつまづくポイントがわかりやすい。
特に、自分のつまづくポイントがわかりやすいのは良いですね。
5つの過程を経て答えにたどり着く場合、自分は1〜5のどの段階でいつも思い出せなくなるのかがわかります。
そこが弱点です。試験の時にそこで時間を消費してしまうんです。
そこを克服すれば、試験の時に時間に困ることは無くなります。多分。笑
これは、医学部の勉強でも同様に活用できます。
国試勉強の際に、疾患の病態を頭に入れながら解くのが大切です。
問題を解くのと並行することで、効果が非常に上がります。
問題を作る時って、疾患を決めてからその疾患のどの部分を問うかを考えて作っていると思うんです。
まあ当たり前だと思いますが。。
「テーマは急性冠症候群にしよう」
と決めてから、どこを問うかはいっぱいあります。
心電図所見から診断させるのか、発作時の初期治療について聞くのか、治療方針や再発予防について聞くのか、病態を聞くのか、リスクファクターを聞くのか
いっぱいあります。
これをその種類ごとに問題を解くのも良いですが、一度まとめて見ることが大切だと思います。
病態が〜だから、
まずリスクファクターは〜で、
好発年齢・性別は〜で、
発症経過は〜で、
症状は〜が特徴的で、〜〜が鑑別として大事で、
診断は〜で行い、
治療は〜なら〜で、〜〜なら〜〜で、
合併症は〜で、〜〜があれば緊急手術、
術後の再発予防は〜で、
禁忌となりうるのは〜で、
みたいな感じです。
だいたいは病みえにまとまっているので、それを見て、
そのあとに目を閉じて、そらで言えるかをチェックするだけでも、
だいぶ効果があると思います。
自分であーだからこう、みたいに考えると、結構頭に残るんですよね。
いろんな範囲の勉強に役立つと思うので、
これから試験勉強や何かで勉強する必要がある場合は
ぜひ試してみてください。