過去問がタブーみたいな風潮ってなんなんですかね。
私の大学だけなのかどうかはわからないですが、
テストの過去問の存在はタブーみたいな風潮ありませんか?
先生にはバレちゃだめ!みたいな。笑
多くの大学では、定期テストの過去問が存在すると思います。
学年全体で取り組んで作られるものであったり、部活内で代々受け継がれていくものであったりすると思います。
テストの最中に担当の問題を暗記して、テスト後になったら組み合わせて作っている場合が多いんじゃないでしょうか。
学生で過去問を使用していない人はほぼ0%だと思います。
実際、私の同級生で過去問を使用せずにテストをパスし続けた人は聞いたことがありません。
過去問に対する姿勢ですが、学生は賛成が100%でいいと思います。
しかし、大学の先生の中には過去問に反対する姿勢の方もいますよね??
あれは、、、なんでなんですかね?
素晴らしい文化だと思うんですが。。。
私が思う過去問が存在することに対するメリット・デメリットを挙げてみます。
【メリット】
- 大量の試験範囲の中で、どの部分が大切なのかがわかる。
- 問題演習により、知識の定着が捗る。
- 学生間での連帯感向上
【デメリット】
- 過去問しかしない学生がいる場合、知識が不十分でも進級できちゃう。
- 過去問を作成するのがめんどくさい。
- 持つ者と持たざる者の差が大きい。
あんまり思いつかないですね。笑
こうして見ると、学生にとってはメリットが大きいことがわかります。
先生目線で考えてみると、過去問しかしない学生の存在がムカつくんだろうと思います、多分。(※個人的な感想です。)
なんとなくわかる気もします。
私も先生ならムカつくと思います。
塾講師や家庭教師のバイトしたことある方はわかると思いますが、態度や宿題の出来って大事ですよね。
いうことを聞く生徒は好かれやすいです。
教える立場になってやっとわかるんです。
話が逸れましたが、、、
そこで、win-winの関係を目指してみましょう。
この場で先生が悪い!とか学生が悪い!とか言っても何も解決しないと思うので、
簡単にできる解決策を考えました。
その解決策は、【問題プールを解放し、その中からランダムで出題する。】です。
おそらく多くの先生は、問題プールの中から選んで出題していると思います。
プールは自身で作ったものであったり、元から存在しているものであったり様々でしょう。
その問題プールを、学生に開放してみてはどうでしょうか?
講義範囲でメインとなる部分を網羅するように問題プールは存在するはずです。
それを解放してみるんです。もちろん選択肢の順番を変えたり、新作問題を多少加えたりするのもいいと思います。
学生はそのプール問題のほぼすべてを解くと思います。
そうするとどうでしょうか?
学生側からしてみると、以前の過去問演習より量は増えますが、結果的により知識が深まるのではないでしょうか?
情報弱者に不公平になることもありません。
過去問作成の煩わしさもなければ、こっそりと過去問印刷に励むこともありません。
いいことづくめです。
続いては先生側からです。
サボりがちな学生は落ち、真面目な学生はパスするはずです。
問題プールと試験問題の量にもよりますが、効果は期待できると思います。
最低限の学習量は保たれるでしょう。
WIN-WINですね!
過去問がタブーでなくなります。
過去問について疑問があっても質問できなかった方もいると思いますが、
このシステムになれば、堂々と質問できそうですね。
是非とも、教育する立場になる方は試してみてください。
家庭教師や塾講師のバイトでも役に立つかもしれません。
それでは。。