投資が嫌いな日本人。データで先進国と比較してみました。
こんにちは、あずまです。
「日本人 投資 嫌い」
Googleで「日本人 投資」と検索すると予測ワードに
「日本人 投資 しない」や「日本人 投資 嫌い」と出て来ます。
実際に家族や仲のいい友人に「投資ってどう?」と聞くと、
だいたい「投資とか株ってギャンブルでしょ?」や「お金を右から左に動かすことでお金を稼ぐのは気に入らない」といった投資に対して否定的な意見をよく聞きます。
自分も投資についてあまりよく知らない時にはそう思っていました。
なんとなく株はギャンブルで、結局は損をするからしない方がいいと思い込んでいました。株や投資について大した知識も持っていないのに、そう思っていたんです。
どうやら、日本人には小さい頃から「投資=ギャンブル」の考えが染み付いているようです。
データで見る、先進国との資産の比較
参考:https://www.boj.or.jp/statistics/sj/sjhiq.pdf
上図は、家計の金融資産分配を日本・米国・ユーロエリアで比較したものです。
簡単にまとめるとこんな感じです。
- 日本は現金・預金の割合が大きく、投資信託と株式の割合が少ない。
- 米国は現金・預金の割合が小さく、投資信託と株式の割合が大きい。
- ユーロエリアは日本と米国の中間の立ち位置。
先進国と比較すると投資においては日本人が積極的でないことがわかります。
このデータから日本人の投資嫌いを感じます。
日本人はディフェンスタイプ
RPGのステ振りで言えば、
日本は攻撃力(投資)よりも守備力(預金)を重視するディフェンスタイプで
米国は守備力(預金)よりも攻撃力(投資)を重視したアタッカータイプですかね。
日本のディフェンスタイプは景気が悪い時には強いですが(世界中で株価が下落しても、株を持っていなければ関係ない。)、景気がいい時には弱いです。(株価が上昇しているのに、株を持っていないからその恩恵にあずかれない。)
どちらがいいとは一概には言い切れませんが、私は投資をもう少しした方がいいのでは?と思います。
リーマンショック以降は順調に株価は上昇し続けているので、ここ数年ではアタッカータイプの方がよかったことになります。