東京医科大学の不正入学について。
こんにちは、あずまです。
東京医科大学の不正入試、文部科学省の局長の逮捕など色々とニュースでやっていますが、、、ひどいですね。。。このニュースの内容が本当ならばですが。
佐野太容疑者が文部科学省の大学支援事業(3500万円相当)を東京医科大学に便宜を図る見返りに、今年2月に入試を受験した息子の点数を加算し、不正に合格させた疑いがある。
つまり、
「税金を3500万円融通を利かせる代わりに、息子を合格させる」ということです。
いやー本当にあるんですね、裏口入学とか不正入学って。漫画の世界だけかと思っていました。
しかも、これだけじゃないと思うんですよね。もっと隠れて不正入学している人がいるんじゃないかな。バレてないだけで
氷山の一角ってやつですね。
また、理事長と学長が絡んでいることも最近明らかになりました。
理事長と学長が、自分の大学の価値を高めるためかお金を得るためなのかはわかりませんが、こんなことをしてしまったようです。
この話は大学から佐野太容疑者に持ちかけられたということなので、元凶は大学側のようです。
人間は権力を持つとろくなことがないですね。日本大学でも権力者がふざけたことをしていましたし。
今年2月の東京医科大学の倍率は16・5倍だったそうです。
これを聞くと「おお!16倍か、高いな!」と思うかもしれませんが、これは私立大学だからです。
私立大学の医学部は日程が重ならなければ併願できるのでこんなに高くなっています。
国立医学の医学部ならこんなに高くはなりません。前期と後期でたった2回しか受けられないので。
でも実際に東京医科大学を受験した学生が定員の16. 5倍いたのは確かです。
これだけたくさんの学生が東京医科大学を受験したんです。
他の学生はその熾烈な競争を経て入学しているのに対し、この息子はそこそこ以下の点数しか取れなくても、げたを履かせてもらって合格しました。
他の受験生に失礼です。
ただ、この息子も可哀想なのは確かです。
親は58歳でエリートコースを突き進んできた人なのでお金をたっぷり持って引退できるかもしれませんが、子供は厳しいですね。
このまま大学に在籍するのは無理なので退学をすることになるでしょう。
困るのは退学後も続きます。ネットに顔と名前が出回ってしまっています。
もともと正攻法では合格できない学力ですし、この事件で世間からの印象は最悪です。
退学後の医学部合格は厳しそうなので、もちろん医者になるのは厳しいですね。