医学部受験生に伝えたいこと。入学する前に知りたかった…
こんにちは、あずまです。
医学部って、知っているようであまり医学部について知らないんですよね。
入学してから「入試の前に知りたかった…」と思うことも多いと思います。
医学部受験を考えている方は、参考にしてみてください。
学閥はあります。卒後で働きたい場所を意識しましょう。
受験する前でもなんとなくわかっているかもしれませんが、学閥はあります。
大学病院の医局が周囲の関連病院に医師を派遣するシステムがあります。
市中病院はそれぞれ、どこかの大学病院の関連病院であることが多いです。
(昔ほどは厳しくないらしいです。)
将来は「この辺りの病院で働きたい!」という思いがある場合は
その病院の上流にある大学を受けることをお勧めします。
もちろん、他の地方の大学を卒業してから目的の病院に行く選択肢もあります。
ただ、医局間のやり取りや学生時代の人間関係の差を考えると、もともとその地域の大学を卒業する方がスムーズです。
特に都会で地元の大学の偏差値が高い場合は入学するのが厳しいため、入りやすい地方の医学部に入学して、卒後に地元へ帰る方が多いです。
受験の時に頑張って地元の大学に合格すると、卒業後少し楽になるかもしれません。
偏差値と医局の力は割と比例しますが、歴史も大事です。
なんとなく大学の偏差値が高いと、偉そうな気がしますよね。
医局の力は、大学の偏差値も大事ですが、いつからあるかが大切になります。
古い大学は新しい大学よりも医局の力が強く、多くの関連病院を持っていることが多いです。
新設されたばかりの高偏差値の医学部と、昔からあるそこそこの偏差値の医学部では、卒後のキャリアに大きな差が出ないかもしれません。
卒後バリバリと出世したい方、世界で活躍したい方は肩書きが大きい方が有利です。
なるべく偏差値の高く、昔からある大学を選びましょう。
新設医学部の医局はどうなんでしょう?
その大学出身者の人がまずいないですよね。。。
大学を選ぶ際は偏差値も大事かもしれませんが、いつから医学部があるかも気にしてみてください。
地域枠での受験は慎重に!!
地域枠を選ぶ際は慎重にした方がいいです。
地域枠は、最近ホットな話題です。
というのも、地域枠の学生が卒後の奉公を果たさないケースが問題となったからです。
今は以前ほど自由に制約を解除できない雰囲気になりました。
「地域枠で入っておいて、卒後は制約を解除して地元に帰ろう!」
と思っている場合はうまくいかない可能性が高いです。
その場合は、地域枠じゃなくて一般枠で受けた方がいいですね。。
卒業後もその大学の地域に残る意思がある場合は、地域枠のデメリットはほぼないので積極的に地域枠で受けた方がお得です。
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地域枠で医学部を受験するのは諸刃の剣です。
よく考えてから地域枠受験をしましょう!!
私の勉強法です。
勉強法に悩んでいる方は参考にしてみてください。