S&P500から見る、投資をする人としない人の差は?
こんにちは、あずまです。
私も投資を始めるまでは知りませんでしたが、
投資はしないよりはする方がお得なようです。
投資がもたらす経済格差を、S&P500から見てみたいと思います。
投資にはS&P500という最適解が用意されています。
しかも投資の何がいいかというと、正解に近い選択肢が用意されていることです。
投資の結果は本来、個人の力量によって左右されます。
しかし今はネットの発達によって、簡単にその答えを見つけることができます。
その正解に近い選択肢とはS&P500です。
S&P500とは、スタンダード&プアーズ社による米国大型株500社の指数です。
S&P500に連動するETFであるSPYは1993年に設定されて以来、平均年利9.5%で成長しています。
参考:SPDR ETFs 日本 - SPDR® S&P 500® ETF (SPY US · 1557 JP)
投資の神様と呼ばれるウォーレンバフェットもS&P500に投資することを身内に勧めたと言われており、S&P500は正解に最も近い選択肢と言っても過言ではないでしょう。
貯金とS&P500の差は?
Aさん:月10万円を投資せずに貯金。
Bさん:月10万円をS&P500に投資&配当再投資。
の差を比較してみます。
Aさんの銀行預金金利は計算を簡単にするために、0%とします。
Bさんが投資するS&P500の年利は9.5%ですが、税金を考慮して年利7.0%で設定します。
積立年数は40年としました。
新卒から定年まで約40年くらいだと思うので、何と無く40年と設定しました。
S&P500投資の結果ですが、
10年ほどの投資期間では+44%です。これでは差は感じにくいですね。
40年の投資期間では+434%です。もともと持っていた金額が5倍以上になっています。
貯金をしていたAさんは4800万円たまりました。
投資をしていたBさんは2億5000万円たまりました。
投資をしていたか、していなかったか。
それだけで老後の資金に2億円の差が出ました。
びっくりですね。
老後資金は1億円必要と言われています。
現代は、人生100年時代と言われています。
時代の流れ的に65歳が定年になりそうなので、
老後期間を65歳から100 歳までの35年として考えてみます。
月にどの程度お金が必要になるかは生活レベルによって様々ですが、
一応20万円/月としておきます。
20万円×12ヶ月×35年=8400万円。
8400万円必要です。
年金や病気などのプラスマイナスのイベントはありますが、基本的には老後1億円ほどあれば何と無く安心感があります。
老後はさらに投資の差が出ます。
単純に貯金をして4800万円貯めても1億円には約5000万円たりません。
投資をしていれば1億円に加えて、1億5000万円の余裕があります。
しかも、そのお金は銀行に預けておいては勿体無いですよね。
さらに投資を続けることができます。
S&P500は配当が現在1.75%程度です。
2億5000万円をS&P500に全額投資していれば、年間約437万円の配当が得られます。
もちろん安定感を重視して国債の割合を増やすべきではありますが。
一方、銀行の預金金利はほぼ0%に等しいです。あてにはなりません。
さらに言うと、インフレによって相対的にお金の価値が下がる恐れもあります。
投資をしなかったAさんは4800万円と年金を切り崩しながら生活する必要がありますが、
投資をしていたBさんは2億5000万円を資産として保有したまま年間437万円の配当だけで生活ができます。
AさんとBさんの違いはほとんどありません。
ただ、投資の知識があるかないか、それだけです。
改めて投資の大事さを感じる今日この頃です。