決して損をしないこと。それが大切です。
こんにちは、あずまです。
去年から今年の春にかけて、仮想通貨が流行りましたね。
仮想通貨で資産が1億円に到達した人のことを「億り人」と呼ぶそうです。
私もお金持ちになるのを目指して投資を行っているので、
なれるものなら億り人になりたいと思います。
しかし、仮想通貨を買おうとは思いませんでした。
それは「仮想通貨は損をする可能性が高い」と思ったからです。
投資をする上で損をしてはいけません。
また、仮想通貨の存在自体が怪しかったこともあります。
株で十分な結果が期待できるのに、なぜ怪しいものに手を出す必要があるのか。とも思いました。
投資の世界では負けないこと・損をしないことが非常に大切です。
一か八かの大当たりを狙うよりも、毎年安定して数%ずつ資産を増やしていくことの方が大切です。
当たるとデカイですが、外れてもデカイです。
そして多くの場合、ハズレくじを引くことになります。
バフェットの有名な名言として
Rule #1: Never lose money . Rule #2 : Never forget Rule #1.
(ルール1:決して損をしないこと。 ルール2:ルール1を決して忘れないこと。)
という言葉があります。
一度損をすると、それを取り戻すのに損をした分以上に勝たなければなりません。
一定額マイナスをするのと、そのあと同じ額プラスをするのは同じ難易度ではないからです。
具体例を挙げます。
100万円を持っているとします。
そして、取引で5%のマイナスが発生したとします。
そのあと5%の負けを取り戻すのには何%のプラスリターンが必要でしょうか?
答えは、5.26%です。
5%よりも0.26%多いんです。
同じ額を取り戻すために必要なリターンは、損するときと同じではないんです。
式で表してみます。
5%マイナスでは、100万×5%=5万円で5万円の損になります。
残りは95万円ですね。
そして95万円を100万円にするために必要なリターン(=95万円で5万円を稼ぐのに必要なリターン)は、
5万円÷95万円=0.0526...≒52.6%です。
1度損をすると、同じ額に戻すためには損をした分以上のリターンをあげなければなりません。
これが損をしないことの大切さです。
そして、大勝ちする必要はないんです。
そこそこのリターンでも長期の投資であれば複利効果で大きな成果が得られるんですから。
仮想通貨で一発逆転を狙って全財産を預けるのはリスキーで楽しいかもしれませんが、それよりも確実に、時間をかけて、毎年そこそこのリターンを期待できるものに投資をするのが良いでしょう。
リマインドです。
Rule #1: Never lose money . Rule #2 : Never forget Rule #1.
(ルール1:決して損をしないこと。 ルール2:ルール1を決して忘れないこと。)