一生懸命働いても貧乏なまま?『金持ち父さん貧乏父さん』
ロバートキヨサキ 『金持ち父さん貧乏父さん』
こんにちは、あずまです。
「一生懸命働いても貧乏なまま」と言う言葉に対してどう感じますか?
「そんなことはないだろ!」と思いますよね。
しかし、お金の使い方が下手では「一生懸命働いても貧乏なまま」になってしまうかもしれません。
『金持ち父さん貧乏父さん』は、
著者が子供の頃に影響を受けた二人の父さんの「お金」に対する考え方の違いについて書かれています。
「お金についての教養=ファイナンシャルインテリジェンス」を身につけることが大切。
という内容です。
金持ち父さん
- 資本家で、コンビニの経営などをしてる。
- 学歴は普通
- 金持ちになった
- お金が好き
- 投資が好き
- 投資を行う
貧乏父さん
- 公務員
- 学歴は高め
- 貧乏のままだった
- お金が嫌い
- 投資が嫌い
- 投資をしない
著者の実の父親は貧乏父さんで、
基本スタイルは、「お金のために働く」
高学歴でしっかり働いているのに、家のローンやカードの支払いに追われている。
お金に困っている。
一方、著者の友人の父親が金持ち父さんで、
基本スタイルは、「お金に働かせる。」
富を築く。
なぜ一生懸命に働いているのにお金持ちになれないのか、それは
「収入が上がっただけ支出が上がり、資産ではなく負債を買っているから」です。
人は収入が上がると、ついついお金持ちの気分になってしまい、高級な服・車・化粧品などを購入してしまい、株や不動産などの長期的な資産の購入を後回しにしてしまいます。
その結果、いつまでたってもお金はたまりません。
しかし、 負債(=お金を減らすもの)ではなく、資産(=お金を増やす者)に対して意識を向けることで、次第にお金が勝手に働いてお金を稼いでくれるシステム(お金に働かせるシステム)を作ることができます。
このお金に対する知識があるかどうかで、生活の余裕に差が出てしますのです。。。
こういった感じの内容がたくさん書かれています。
「お金について何も考えたことがない!」
「資産形成って自分には関係ないかなー」
みたいな考えを持つ若い人にぴったりの本だと思います。
そして、
この本がなぜおすすめなのか?というと、
それは非常にやる気を起こさせるような文章、才能をくすぐられるような文章で書かれているからです。
読んでいるうちに、「自分でもできるんじゃないか!」とつい期待したくなっちゃいます。