医学生投資家あずまのメモ帳。

医学生が気になったことを適当にまとめるブログです。

医師国家試験の王道はやはり過去問演習だと再確認しました。

 

 

こんにちは、あずまです。

 

マイナーのサマライズをしていて思ったことがあります。

それは、「過去問演習がめちゃめちゃ大事」ということです。

 

何を当たり前のことを言ってるんだと聞こえるかもしれませんが、本当です。

 

 

最初に何が言いたいか、結論を書いておきます。

「医師国家試験の問題は過去問から一定数出ます。

しかも、その問題の基本的なことを押さえておけば楽勝で取れる程度にしかマイナーチェンジしません。

全ての科目において、昔出たことのある問題は、最近出ていないからと言って軽んじない方が良いです。

エッセンスだけつかんでおくことがめちゃくちゃ大事です。」

ということです。

 

 

 

まずは、最近の112回国家試験であった問題です。

112A-10

遠点が50cm、近点が25cmの成人の眼の調節力はどれか。
a  1.0D
b  2.0D
c  4.0D
d  6.0D
e  8.0D

(答え 調節力=1/近点-1/遠点=4-2=2で答えはb。)

 

 

これは正答率80%の問題です。

私はこの問題をサマライズで見て「あれ?なんか見たことあるぞ・・・でもどうやるんだっけ?」と思いました。

 

多分ですが、112回の受験生の間違えた20%も必ず1回は解いたことがあるはずです。

なぜなら、過去問にほとんど同じ問題があるからです。 

 

15年ほど前にほとんど同じ問題がありました。

97H10

遠点が無限遠で,近点が眼前50cmであった. 調節力はどれか.

a 2D

b 4D

c 6D

d 8D

e 10D

( 答え 1//0.5-0=2で答えはb。)

 

メックてあろうが、テコムであろうが、この問題はおそらく入っていると思います。私の持っているテコムの問題集にはこの問題がありました。

 

私も一年前に臓器別で眼科のビデオ講座を見ているときに流して解いていたのでしょう。。。

なんだかやったことはあるけど、本気で覚えようとは思っていなかった問題でした。

 

私はなんとなくテコムの臓器別のビデオ講座を読み、適当に新しい問題を解いていたので古い問題の過去問の知識が抜けていて、過去問で他の受験生が取れるであろう問題を取れていませんでした。

 

おそらくそのまま国家試験を受けていたら、新しめの問題はそこそこ取れるが、昔あった問題のリバイバルでめちゃくちゃ悩んだことになっていたと思います。

 

 

しかも、この過去問の正答率が80%というのも大事なポイントです。

過去問演習をしっかりやっていない受験生が約20%以上いると考えられます。

ということは無理やりですが、しっかりと過去問演習をするだけで上位80%に入れるということになります。

上位90%が受かる試験なのでしっかり過去問演習をすればそれだけで安全圏に一歩近づくことができます。

 

今後の対策としては、今まで一度は解いたがそのまま棚に飾ってあったテコムの問題集をまた一から復習していきます。

それで上にあるようなリバイバルで来そうな問題を抜けがないようにしていきます。