私がHDVに投資をすると決めた理由
こんにちは、あずまです。
私は、特定口座でHDVを保有しています。
VYMと迷った挙句、HDVを購入しました。
その理由をご紹介します。
シーゲル教授の戦略にぴったりだから。
シーゲル教授は米国株ブロガーたちの神様みたいな存在です。
高配当株再投資の強さについて赤本でこれでもかというくらい、語っておられます。
読んだことのない方は是非読んで見てください。
きっと株式投資をしたくてたまらなくなります。
シーゲル教授の考えを簡単にまとめると、
「高配当銘柄に再投資を続けると、S&P500を上回るいい成績が期待できる。」
という考えです。
その高配当銘柄には色々と条件があります。
- ハイテク産業よりもヘルスケアや生活必需品セクターはリターンに優れる。
- 成熟した優良銘柄が良い。
その条件をHDVはいい感じに満たしているんです。
HDVについては、このブラックロックのホームページがわかりやすいです。
HDVの構成セクターは生活必需品、ヘルスケア、エネルギーが多いです。
これはシーゲル教授の本で特にリターンがよかったセクター(業種)です。
また、HDVの上位10銘柄は成熟した高配当・優良企業ばっかりです。
シーゲル教授は、成長の罠に騙されないことを本の中で強調されています。
成長の罠というのは「時代の先頭を進むハイテク株に投資をするのは、成熟した企業に投資をする場合よりもリターンが低い」ということです。
ハイテク株は株価の上下が激しく、配当が少ないです。
成熟企業の株は株価の上下がマイルドで、配当が多いです
ハイテク株は大勢が買うので株価が割高になりがちです。
それに比べて成熟企業は株価の動きがマイルドで、株価が割安に放置されがちです。
現在では、アマゾンがハイテク株に、コカコーラ、ジョンソンエンドジョンソンなどが成熟した企業にあたります。
割高なハイテク株を買い、配当はあてにせずキャピタルゲインを狙うか。
割安な成熟企業の株を買い、高配当金で配当再投資を行うか。
歴史的には、成熟企業の割安な株を買い続けて配当再投資を繰り返した方が、ハイテク株に投資した場合よりもリターンが高かったのです。
詳しくは『株式投資の未来』を参照ください。
HDVの構成は成熟・高配当企業ばかりで、まさにシーゲル教授の戦略にぴったりです。
VYMの構成セクターは、若干ハイテクによっています。
それが気になります。
個別株は時間がかかりそうで面倒だから。
私の性格って、気にしいなんですよね。
気にしいなひとが個別株なんてやったら、何をやっていても株価が不安で気にしちゃいます。
きっとそうなると確信しています。日常生活へ支障をきたしてしまいます。
一応私は医師国家試験を控えた受験生ですので、メインは勉強です。
株式投資ではありません。
その点、HDVは多数の株で構成されたETFで、個別株ではありません。
仮に1つの会社の業績が悪化して株価が下落しても、ダメージはほとんどありません。
HDVの株価に与える影響は数十分の1です。
数十分の1の影響であれば特に動揺しない自信があります。
というわけでETFは、気にしいな私にはちょうどいいです。
配当がVYMよりも良いから。
高配当再投資戦略を考える投資家はおそらく、まず個別株かETFかを考えます。
投資に充てる時間がたくさんあれば個別株を選び、
投資に充てる時間なければETFを選ぶことが多いのではないでしょうか。
ETFを選んだ後は、HDVかVYMで悩むことが多いと思います。
ともに高配当ETFで、手数料が安く、信用できる銘柄だからです。
私もHDVとVYMで悩みました。
自分の大切なお金を預けるのはどちらがよりふさわしいのか、悩みました。
悩んだ末の結論としては「どっちでもいい」です。
なんかここまで散々言っておいてなんですが、
HDVもVYMもどちらも素晴らしいETFだと思います。
HDVは安定して高配当ですし、VYMは値上がりが期待できるそこそこ高配当ですし。
利回りが高かったのでHDVを買いましたが、
投資資金に余裕ができたらVYMも買うつもりです。
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私の保有銘柄です。
資産形成をしているだけで、
お金についてきちんと考えてるんだろうなって思いますよね。
日本人の平均年収はここ数年横ばいです。
世界的には、日本人の年収はまだ高いと言えるのでしょうか?