複利は人類最大の発明である。byアインシュタイン
複利は人類最大の発明である。
複利ってすごいんですよ。
投資やローンの計算をすると、そのすごさがわかります。
わかっていないと大きな損をすることになるかもしれません。
なんたって、あのアインシュタインが人類最大の発明であると言うくらいですからね。
ちなみにwikipediaで調べてみると、
「元金によって生じた利子を次期の元金に組み入れる方式であり、元金だけでなく利子にも次期の利子がつく。したがって、各期の利子が次第に増加していく。 投資や借金などでは、雪だるま式に利子が増えていくことになる。」
と書いてあります。
ポイントは、雪だるま式に利子が増えていくことです。
具体例があるとわかりやすいですね。
仮に、元金0円、毎月10万円で運用する場合を考えます。
すると、、、
( )内は、合計積立額です。
1年後:約120万円(120万円)
2年後:約250万円(240万円)
3年後:約380万円(360万円)
10年後:約1400万円(1200万円)
30年後:約6900万円(3600万円)
40年後:約1億2000万円(4800万円)
50年後:約1億9000万円(6000万円)
と変化していきます。
最初の数年はちびちび増えている感じですが、
後半からすごいことになっていますね。
60年後には合計積立額の3倍近くになっています。
これからわかることは、
初めの10年よりも、数十年後の10年の方が、はるかに価値があるってことです。
始めてかすぐの10年では、プラス1400万円ですが
40年から50年の10年では、プラス7000万円です。
20歳から始めるた場合、70歳の時には1億9000万円も貯まっているのに
30歳から始めるた場合、70歳の時には1億2000万円しか貯まっていません。
たった10年の差が、将来7000万円の違いを生むかもしれないってことです。
つまり、投資を始めるのは早ければ早いほどお得ってことです。
小さな雪玉でも、雪を転がっていけばいつかは大きくなります。
なるべく早く転がし始めるのが大切ということです。
一方、これは借金のローン返済でも同様です。
仮に1000万円を10年かけて返済するとします。
金利は年2%とします。
すると、合計返済金額は約1100万円です。
100万円多く支払っていることになります。
今度は、1000万円を30年かけて返済する場合で考えてみます。
金利は同じく年2%とします。
すると、合計返済金額は約1300万円です。
300万円も多く支払っていることになります。
年2%って聞くと、たったの2%か〜と思うかもしれませんが、
10年返済だと10%分、30年返済だと30%分も多く支払っていることになります。
借金は早めに完済した方が良さそうですね。
ゆっくり返した方が毎月の返済が少なくていいとか考えていると、結果的に自分が損をすることになります。
複利は味方につけると強いですが、敵にまわすと恐ろしいですね。