iDeCoのオススメ商品!
iDeCoを始めようと思ったら、具体的にどの商品がいいのか気になりますよね。
いろいろなサイトで意見があると思うのですが、
私の考え方も載せておきます。
選定基準
- 先進国株式である。
- コストが低い。
- 実績がある。
①先進国株式である。
歴史的に長期投資ではリターン・リスクが最も優れているのは株式です。
iDeCoは必然的に長期投資になるため、最も優れている投資先は株式です。
日本はここ20~30年の間ずっと経済が停滞しています。
にも関わらず、世界経済は成長を続けています。
それは米国を中心とした先進国が押し上げているからです。
なので、国内株式(日本株式)はお勧めできません。
新興国では、中国やブラジルなどが頑張ってはいますが、あそこは投資が難しいですし、成熟していないので候補には挙げづらいです。
以上より、
先進国株式の特に米国がオススメです。
リターンを積極的に狙う場合は米国だけ。
分散させてリスクを抑えたいのであれば、先進国を中心とした全世界株式がいいでしょう。
②コストが低い
コストは信託報酬のことです。
高いと、1〜2%取られますが、
安いと、0.1%ですむ場合もあります。
なぜコストが大事かというと、コストは確定して損する部分だからです。
一方、リターンは非確実な部分です。
例えば、コストが高くてリターンが良い投資があるとします。
しかしそのリターンは保障されたものではありません。あくまで過去の実績です。
高いことも、低いこともあります。
しかし、コストは常に一定です。
未来を予測することはできません。つまりリターンは確実ではありません。
しかし、コストは常に決まっています。
以上から、
同じような商品であれば、コストは低いほうが良い。とわかります。
コストが低いのはインデックスファンドです。
アクティブファンドは大体手数料が高いです。
また、歴史的にインデックスファンドの方が勝つ確率が高いのもわかっています。
③実績がある。
もちろん、実績は大事です。
オススメ商品
以上の3つのポイントを踏まえて見てみます。
対象は、楽天証券で取り扱っているiDeCo対象の投資信託とします。
31商品あります。
海外株式は5つあります。
その中で、先進国が対象なのは4つあります。
①たわらノーロード先進国株式
②ラッセル・インベストメント外国株式ファンド(DC向け)
③iTrust 世界株式
④楽天・全米株式インデックス・ファンド(楽天・バンガード・ファンド(全米株式))
この中で、②と③はコストが高いので外します。
(②のコスト:1.4364%、③のコスト:0.9612%)
①と④は低コストでいいですね。
(①のコスト:0.2160%、④のコスト:0.1696%)
コストで見ると、
①たわらノーロード先進国株式、④楽天全米株式インデックスファンドが良いです。
どちらもインデックスファンドです。
しかし、構成が違います。
たわらノーロードは、日本を除く全世界に分散投資しています。
実績は十分です。
楽天全米株式は、米国のみに投資しています。
バンガードのVTIに投資しています。
実績は十分です。
このどちらかがオススメです!
ここからどちらかを選ぶのは難しですね。
個人の好みがあると思います。
米国の成長よりも全世界の成長を信じる場合、米国の将来を信用できない場合。
リターンがある程度少なくてもいいからリスクを抑えたい場合。
⇨たわらノーロード先進国株式
米国の成長を信じる場合、60歳になるまで米国の成長が世界一であり続けると信じる場合。
リスクをとって、よりリターンを狙いに行く場合。
⇨楽天全米株式インデックスファンド
どちらもオススメです。
私が今始めるとしたら60歳になるのは30年以上かかるので、
たわらノーロード先進国株式ですかね〜。
安定志向なので。。。
まとめ
リスクをとって、高いリターンが欲しい人は楽天全米株式インデックスファンド
安定してそこそこのリターンが欲しい人はたわらノーロード先進国株式
60歳までの期間が短い場合、株式が最強というわけではないので、
定期預金型や、バランスファンドも考えます。